評価:
(ぽすれん) (Amazon)『ほんとにあった!呪いのビデオver.X』の続編という位置付けの今作品です。
前回の「砂嵐」のビデオを追いかける一方で、ほかのビデオも紹介する、という展開になっています。
プロデューサーが東京湾に潜ったり、どうでもよさそうなところで時間とお金をかけた末、行方不明になっていた青年にようやくコメントをもらえ、最終的に「砂嵐」のテープの一部を見つけ出し、復元することができました! バンザイ! という展開です。
今回は比較的似たような映像が多いような気がします。普通のビデオ映像に人の顔や猫の顔を映し込んだようなものなんですが、まぁ不自然といえば不自然です。でもあんまり怖くはないんですよね。
で、ビデオの最後に「また」というか、例によって例のごとく。「この映像を観て呪われても知らないよ〜」的なコメントの後にクダンの「砂嵐」ビデオが流れるわけです。
前回とは違い、これは明らかに何かしらの恨めしい顔が映ってます。まぁ親切にReplayもしてくれるのでよくわかりますが、これを見て小学校の先生の顔に結びつけるというのは強引かなぁという気がします。
とまぁ、毎回のようにダメ出ししまくってるんですが、不思議なことにこのシリーズのビデオを観た後って、なぜか頭痛がしたりするんですよ。「ひょっとしてあのビデオ観ちゃったから呪われたかっ!?」と取り乱したりはしませんが、昨日はやはり随分頭が痛かったです。原因はいつものように肩凝りからくる頭痛なんですけどね。
百歩譲ってビデオを観るのに緊張してたから……とも思えなくもないんですが、ここまで頻繁にこのシリーズ観てると、それもなんだか違うような気がします。観るときに緊張なんて全然しなくなっちゃいましたから。慣れというのはすごいものです。
というわけで、このシリーズと頭痛の因果関係はわからないままですが、今後もちゃんとシリーズを観続けていくつもりです。最新巻も8月に出たばっかりだし。