マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『オープン・ユア・アイズ』 バニラ・スカイよりイイ!

オープン・ユア・アイズ [DVD]
この作品は、トム・クルーズの『バニラ・スカイ』の元になった映画なんですが。

実は『バニラ・スカイ』は途中で観るのをやめちゃったんですよ。まだTSUTAYAで借りてた頃で、貸出し期限ギリギリに観たものの、途中でわけわかんなくなって寝ちゃったんですよ(汗)。

なので、結末も知らないし、結局どういう話だったのかもよくわかんないままでした。

で、今回原作の『オープン・ユア・アイズ』を観たんですが。

ペネ・ロペ・クルスは同じ役で出演してますが、『バニラ・スカイ』よりも控えめで初々しい感じです。主演のエドゥアルド・リノエガは、ラテン系のかっちょいい兄ちゃんなんですが、トム・クルーズのようなわざとらしさがなくてすんなり世界に溶け込めました。

リメイクって、原作のイメージを壊すか残すかの部分がかなり重要だと思うんですが、この二作の場合、完全に原作の方が面白いです。

リメイクで成功したのって、今思い出せる中では、『レッド・ドラゴン』とか『ボーン・アイデンティティ』とか『デスペラード』とかですかね。このあたりは安心して人に勧められます。

原作を意識しつつ、別の作品として作られている、という点が重要なのかな、と。

バニラ・スカイ』の場合、原作を意識し過ぎている感じがしますね。原作だけで十分満足できるデキになってます。