マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 新カテゴリーに昇格

ええと。最近英語学習関連の話題が多くなってきたので、新カテゴリーに英語を追加しました。

せっかくiPodがあるので、英語学習雑誌の付録CDなどを入れて聴こうかなと思いまして。

id:introvertさんの日記でふたたび取り上げてもらったんですが。

どういう風に練習しているのか分からないけれども、文を覚えるときには、それが使われる状況を頭の中に思い浮かべて、なんらかの会話がそこで行われていることを想像しながら、その文を発話する練習がいいと思われます。これは、同僚のY氏のCPPという概念なのだけれども、文脈のある状況で何度も練習すると効果が高まるようです。逆に言えば、ただ文を覚えても、どの状況でそれを話せばいいのか体が分かってないと、その状況で出てこないということになります。それは例えば、車を止めたいときはブレーキを踏む、という知識があっても、実際に慣れてないと止めたいときにブレーキを踏むという知識が実際のブレーキを踏むという行動と結びつかないことと同じかもしれないですね。

ということです。

単語の例文は飽くまで一文だけのものなので、文脈のようなものはないんですね。それをいくら覚えようとしてもダメで、いざそういう場面になったときに使えるようにはなかなかならない、と。

これを解決する方法としては、理解可能なinputをたくさん自分にいれるというのも一つの方法だと思われます。だから、最近はやりのSSS(多読)などは、単語を自然に覚える方法としてよいかもしれません。最初はつらいし、辞書を引くのも嫌だけど、しばらくしたら同じ単語がしょっちゅう出てくるので、自然と覚えちゃいますよね。

なんにせよ、今やる気がでているのであれば、今いろんなことに手を出してみるのがいいかもしれませんね。多読は結構おすすめだと思います。ふにふに。

これも納得。とりあえず物量作戦に出ることにします。別に焦る必要もないので、英語に触れる機会をできるだけ多くしようかなと。

というわけで、早速朗読CD付きの英語雑誌を買ってみました(って買ったのは一昨日なんですが)。『ENGLISH STYLE +』という雑誌です。映画『TROY』の宣伝と、その他映画DVDの紹介などが入ってます。

最近、Shiritori J.V.ギリシャ神話の「ケンタウロス」について書いたんですが、この映画『TROY』もギリシャモノです。

ギリシャ神話って、神話と戦史が入り混じっててぐちゃぐちゃなんですが、『TROY』は「トロイア戦争」を題材にした「イーリアスイリアス)」が元ネタなんですね。主人公の「アキレス(アキリース、アキレウス)」(ブラッド・ピット)は、「アキレス腱」やら「アキレスと亀パラドックス」などで有名な戦士なんですね。ケンタウロス族のケイロン(射手座のモデル)の弟子のひとりだったりします。

話が逸れるなぁ(汗)。で、その雑誌の話。全体的に『TROY』の宣伝ばっかりなんですが、他にも映画の紹介なんかもあります。

単語テストの例文とは違って、短いけれど文脈もあるので、英文に触れるという意味ではいい練習になります。中身もまぁ興味ある話が多いので楽しめるし。

で、わからない単語は辞書使って調べる、と。やっぱ辞書引くのが楽です、はい。

さらに「トロイア戦争」やら「イリアス」「アキレス」「ヘクトール」「アガメムノン」「オデュッセイア」「オデュッセウス」「ホメロス」などなど、広辞苑から百科辞典まで横断的に引けるので、しばしば英語学習忘れてうっとりしてます(汗)。



追記。SSS(多読)についてのページを見つけました。

SSSというのは、Start with Simple Storiesの略だそうです。

中1修了程度のごく基本的な語彙を知っている人が、こく簡単なGraded Readers や児童書(絵本)から始めるSSS方式(Start with Simple Stories) で多読を行えば、誰でも半年〜2年の短期間でペーパーバックを辞書無しで楽しめるようになります。また、リスニングやシャドウイングによって、聞く能力・話す能力も自然に伸ばすことができます。

ということだそうです。
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「あれだけ一生懸命英語を勉強したのだから、ペーパーバックが読めるようになりたい」,そう思って洋書売り場に来る人はたくさんいます。そうして1冊を選んで買って帰っても、読み終わって2冊目を買いに来る人はなかなかいません。いきなり普通のペーパーバックにとりかかるのは、準備運動もなしに高い山に挑戦するようなもの。挫折は目に見えています。