評価:
(ぽすれん) (Amazon)原題は「Once upon a time in MEXICO」。『デスペラード』の続編です。
今回はバンデラスだけでなくジョニー・デップも出ているということでかなり期待たっぷりで観たんですが。
ええと。確かに雰囲気は『デスペラード』そのもの。ラテン系だし、銃ドンパチだし、バンデラスかっちょいいし、ジョニー・デップもかっちょいい。
でもなんかこう、物足りない印象です。ストーリーがイマイチストレートじゃなくて、人間関係もわかりにくいというのもあるかもしれません。
個々の雰囲気はいいんですけどね。ジョニー・デップ扮するCIA捜査官のサンズはよかった。ミッキー・ローク(老けて太ってしまったので、ミッキー・ロークに似たおっさんにしか見えないけど)とか、ウィレム・デフォーとかマルコ・レオナルディ(『ニュー・シネマ・パラダイス』の青年期のトト役だった人なんだけど、めっちゃ太ってて面影皆無)とかエンリケ・イグレシアスとか、共演陣はすごいことになってます。
が、映画としてはなぁ……。やっぱり前作のような爽快感がないです。かっちょいいのは主人公とヒロインだけでいいんだなぁ、やっぱり。