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JSC(ジャンプ・スーパー・コミックス)版だったので、全15巻なんですね。ジャンプコミックスでは全22巻だったんでしたっけ。一冊あたりが若干厚くなってるんですね。
全15巻ということで、全体からすると中盤になります。
丸井キャプテンからイガラシキャプテンに世代交代される頃です。
イガラシと近藤のコンビが絶妙で、『キャプテン』のシリーズでも最も面白い頃かもしれません。丸井先輩もなぜか毎試合のようにスタンドから指図してきますし(汗)。
イガラシは、谷口キャプテン時代に一年生で入ってきていきなりピッチャーになり、以降の墨谷二中を背負ってきた人物なんですが、「キャプテン」となってからもなかなか苦労性な部分を発揮しています。
その一方で、近藤のボケとの絶妙なやりとりが、硬くなりがちなストーリーをほどよくほぐしているんですね。
このふたりのコンビがいたからこそ、この『キャプテン』が名作たりえたんだなぁと実感しました。