マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『キャプテン』(6)〜(10) イガラシと近藤の迷コンビ

キャプテン (6) キャプテン (7) キャプテン (8) キャプテン (9) キャプテン (10) (Amazon)
JSC(ジャンプ・スーパー・コミックス)版だったので、全15巻なんですね。ジャンプコミックスでは全22巻だったんでしたっけ。一冊あたりが若干厚くなってるんですね。

全15巻ということで、全体からすると中盤になります。

丸井キャプテンからイガラシキャプテンに世代交代される頃です。

イガラシと近藤のコンビが絶妙で、『キャプテン』のシリーズでも最も面白い頃かもしれません。丸井先輩もなぜか毎試合のようにスタンドから指図してきますし(汗)。

イガラシは、谷口キャプテン時代に一年生で入ってきていきなりピッチャーになり、以降の墨谷二中を背負ってきた人物なんですが、「キャプテン」となってからもなかなか苦労性な部分を発揮しています。

その一方で、近藤のボケとの絶妙なやりとりが、硬くなりがちなストーリーをほどよくほぐしているんですね。

このふたりのコンビがいたからこそ、この『キャプテン』が名作たりえたんだなぁと実感しました。