マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『20世紀少年』(19) 帰って来た男

20世紀少年 19―本格科学冒険漫画 (19) (Amazon)
というわけで、こちらも最新刊です。最新刊が出るのを何ヶ月か待って読むと、前の巻の話を忘れてしまうんですね。

前々巻で、さすらいのジョーが現れ、前巻で行動を開始したんですね。それと同時進行で、万丈目が現在の「ともだち」の正体はフクベエではないのではないかと思っている、ということを告白したところで終っていました。

この巻では一旦万丈目の話から舞台が移り、再びさすらいのジョーの話に戻ります。東北から関東への入り口である関所でのお話です。

話が頻繁に前後するし、誰が誰やらわからなくなったりもするんですが、物語は淡々と進んで行っているようです。が、イマイチ盛り上がりに欠ける感じは拭えません。やはり『PLUTO』の方に力が入っているのかなぁと思ったり思わなかったりします。