(Amazon)
というわけで、こちらも最新刊です。最新刊が出るのを何ヶ月か待って読むと、前の巻の話を忘れてしまうんですね。
前々巻で、さすらいのジョーが現れ、前巻で行動を開始したんですね。それと同時進行で、万丈目が現在の「ともだち」の正体はフクベエではないのではないかと思っている、ということを告白したところで終っていました。
この巻では一旦万丈目の話から舞台が移り、再びさすらいのジョーの話に戻ります。東北から関東への入り口である関所でのお話です。
話が頻繁に前後するし、誰が誰やらわからなくなったりもするんですが、物語は淡々と進んで行っているようです。が、イマイチ盛り上がりに欠ける感じは拭えません。やはり『PLUTO』の方に力が入っているのかなぁと思ったり思わなかったりします。