マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


ご冗談でしょう、ファインマンさん 上

評価:4.0

アメリカの論理物理学者リチャード・P・ファインマンの自伝的逸話集。
上巻では、少年時代から、MITを経て、プリンストン大学の大学院時代に関わったマンハッタン計画原子爆弾開発プロジェクト)の頃のエピソードが中心。
標題の通り、「ご冗談でしょう」と言ってしまいたくなるエピソードに溢れている。
語り口が軽妙で、何にでも好奇心を発揮しつつ、社会性については多少の懸念がある物理学の天才ファインマン
憎めないが、知り合いにこういう人がいると大変だなと思わざるをえない。
でもたぶん、実際に会ったら一発で魅了されてしまうんだろうなぁとも思う。