マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


宇宙兄弟 第35巻

評価:4.0

ISSでのベティの手術も成功し、残る課題は月面の六太とフィリップの帰還に絞られた。
65オリオンは依然として機能回復せず、NASAはロシアのソユーズの帰還船を利用し、JAXAから打ち上げる計画を発動させる。
JAXAスイングバイの福田に協力を要請。かつて六太とともに訓練に励んだ福田さんの活躍に胸が熱くなる。
月面でのシャロン月面天文台計画もクライマックスを迎え、少年時代の六太とシャロンの約束は果たされる。このときの六太の言葉が響く。
「私たちが来なければ、ここはただの暗闇だった。
 私たちが来なければ、ここは動かない景色だった。
 “シャロン天文台”という私たちがここに来た証しを点灯します」
そしてついに六太たちの帰還計画にロシアが動き始める。
今後の展開を想像しただけで涙が溢れる。