マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 原監督の最終試合

昨日の甲子園での巨人戦後、原監督の最終試合ということで、星野監督が原監督へ花束を贈り、原監督のスピーチがありました。

これは正直言って異例なことです。

星野監督は誰かを抱きしめるというパフォーマンスを、ここ一番の場所でよくやるんですよね。

去年の開幕戦(対巨人)で見事なピッチングで阪神星野監督に初勝利をプレゼントした井川を抱きしめました。また、優勝を決めた9月15日、サヨナラヒットを打った赤星を抱きしめました。

こういうところは実に計算高い。さすがだと思います。

そして昨日。星野監督は花束を渡しながら原監督をギュッと抱きしめました。

これにはさすがに原監督も涙ぐんでましたね。元々涙もろい人ではあるんですが。

いい場面でした。原監督のスピーチも、ちょっとグッとくるものがありました。

こういう展開になるのも、巨人のオーナーを始め、首脳陣が腐りきってるからなんでしょうね。

数年前まで、阪神も同じような状況(首脳陣が腐りきってましたから)だったんですが、星野監督がやってきて全体的に雰囲気がガラリと変わりました。

元々は野村監督が変え始めていたんですが、星野監督が完成させました。

それまで、選手の人事に対してあれやこれや言ってくる取り巻きがたくさんいた阪神。そういうものを払拭したのは星野監督だからこそできたことだと思います。

それまでほんとに首を傾げることが多かったですもんね。

バースの放出に始まり、オマリー解雇、野田放出、松永獲得、グリーンウェル獲得(汗)……。そりゃ弱くもなるわなぁ(笑)。

そういう雰囲気を全て吹き飛ばしてくれた星野監督に感謝してます。

そして、そういうことができる人が監督にならないと、巨人は変わらないんだろうなぁという気もしてます。堀内じゃ何も変わらないのはわかり切ってますが。

阪神ファンにとっては、巨人は常に憎き相手であるんですが、それもやはり強いからなんですよね。強い巨人と闘う強い阪神。そういうのが観たいですよね。