マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『富江』 キレた菅野美穂

評価:1.5

富江@ぽすれん (ぽすれん) 富江@Amazon (Amazon)
ちょっと古い映画なんですが、『富江』を観てみました。

何ヶ月か前に深夜放送だかケーブルテレビだかで、菅野美穂の怖い女役のものをチラリと観た記憶があったんですが、ちょうどこの映画のクライマックスだったようです。キレた感じが板についているというか、ハマリ役でした。

全体的に怖いというよりは不気味という気がします。『リング』の貞子や『呪怨』の迦椰子のように、視覚的に訴えるのではなく、雰囲気で恐怖を感じさせるキャラクターなんでしょう。

それだけに、これを観て恐怖を感じることができる人よりは、菅野美穂のキレた演技に目が行ってしまって、意味不明で終ってしまう人の方が多いような気がします。後からじわじわ怖くなるような話なので、小説やマンガのように、もう少しストーリーの浸透に時間のかかる媒体に向いたお話のような気もしました。

続編やら関連作品もたくさん出ているようですが、どうなんでしょうね。まぁ、気が向いたらまた観てみます。