評価:
(ぽすれん) (Amazon)というわけで、一気に観ました。
コルレオーネファミリーの初代ドンであるヴィト・コルレオーネの若い頃を、これまた別人のように若いロバート・デ・ニーロが好演しています。切れがあるというか、かっちょいいというか。マーロン・ブランドのニヒルな笑みをちゃんとやってくれるところが凄い。
創業者ヴィトの成功への物語と、コルレオーネファミリーを背負いつつ裏社会を巡る戦いの中で徐々にファミリーを失っていく後継者マイケルの苦悩が対照的に描かれています。
前作の若くて鋭い眼差しだったアル・パチーノが、苦悩の中で成長し、どういう選択をしていくのか。
時折差し込まれる前作の映像がまたたまらない。
若干長い感じもするけど、それはそれ。このヴィトの成功とドン・マイケルの苦悩がなくてはゴッドファーザー三部作は成り立たない。