昨日は竜王戦決勝トーナメントの藤井聡太棋聖ー丸山忠久九段の対局がありました。
序盤にたっぷり時間を使う藤井棋聖でしたが、千日手になり持ち時間の差が大きく広がった状態で指し直し局に突入。
指し直し局で後手の丸山九段が得意の一手損角換わりに導き、寄り切られてしまいました。
丸山九段は元名人の実力者。羽生さん全盛期の頃から今なお活躍している猛者。時間がほとんどない中で相手の得意の土俵で戦うというのは、やはり大変です。しかし、これもいい経験になったことと思います。
さて、ABEMA中継で解説の深浦康市九段が話していたのが、藤井棋聖の持ち込んだ青い巾着袋。これがなぜかゾウさんに見えるという一言が、聞き手の武富礼衣女流初段のツボに入ってしまい、ことあるごとに見守りゾウさんの話になっていました。
そこで描いたのがこの一枚。
ついでにおまけ。
藤井棋聖が負けてもへこたれないゾウさんを描いてみました。
勝負の世界においては勝つこともあれば負けることもあります。見守る側も、そういう気持ちでいたいものです。
