なぜこんなにオンラインDVDレンタルについての話が出てくるかというと、実はしおどめ名画座と並行して、補完的にぽすれんの会員にもなっていたからです(カミングアウト)。実はちょっとしおどめ名画座を裏切ってるようで後ろめたかったんですが(汗)。
前述の通り、しおどめ名画座は随分会員数が増えてしまったため、新作はなかなか借りることができない状態に陥っています。予約すれば順番に廻ってくる(用意できればメールが来る)んですが、新作以外は予約受け付けてないんですね。
そんなわけで、シリーズものがなかなか借りれない状況になっていました。『24』のように、人気があって比較的新しいシリーズものだと、各巻複数枚あって借りやすいんですが、『白い巨塔(田宮二郎版)』のようなシリーズだとかなり苦しい状況でした。というわけで、今回の話は晴天の霹靂でもなんでもなくて、実は数ヶ月前から予見してた事態だったりします。これはそのうち破綻するな、と。経営的にというより、顧客満足度的にですが。
で、その補完として入ったのがぽすれんです。livedoorの経営しているオンラインDVDレンタルサービスで、他にはDISCASとDVDZOOというサイトがあります。が、DVDZOOの経営母体のバリュークリックジャパンがlivedoorに買収されたため、DVDZOO自体はぽすれんに吸収合併されてしまいました(正確に言えば吸収予定、です)。
というわけで、事実上オンラインDVDレンタルサービスは2大巨頭時代に突入しています。
ぽすれんの利点は、返却した時点で、ウィッシュリストの中から在庫があるDVDを2枚指定できる点なんですね。
DISCASの場合は、ウィッシュリストの中からどのDVDが送られてくるかわからないんですね。ウィッシュリスト内で優先順位は決められるんですが、在庫状況によってはなかなか借りれなかったりするわけです。
両者とも、借りたいDVDがなかなか借りられないというのは同じ(貸出中が多い)なんですが、ぽすれんはそのときの気分で選べる点がポイントなんですね。普通のビデオレンタル屋に近い感じ。
そんなわけで、5月の半ばからぽすれんを利用していました。『白い巨塔』はほとんどぽすれんから借りてたりします(新作ではないので、しおどめ名画座だと予約対象ではなく、結局ほとんど借りれなかった)。
約2ヶ月使ってきましたが、借りれたのは合計24枚。一月12枚の計算です。5日で2枚ペース。思ったほどじゃないんですよね。貸出から返却までの1サイクルは以下のような感じ。
- 1日目 貸出決定
- 2日目 発送処理(8:00頃)
- 3日目 郵送到着 その日のうちに頑張って2枚観る(汗)
- 4日目 返却投函
- 5日目 返却受付(13:30頃)⇒返却されるのを見計らってアクセスして貸出決定
実際にはこんなにスムーズにいかなくて、DVD観るのに時間もかかるし、間に休日が挟まったりして郵送されなかったりもするし、借りたいDVDがなくてパスしたりもします。
幸いなことに、ぽすれんの返却処理センターが船橋市内にあるので、投函した翌日には届く距離です(逆に、これ以上の短縮は望めない)。
朝から昼前後にかけて返却受付を行っているようで、その時間帯にDVDリストの貸出中表示がレンタル可能表示にバタバタと変わっていきます。自分のDVDが返却処理されれば、その瞬間から次の貸出DVDを決定することができます。いわゆる早い者勝ち。
ところが、貸出決定してからすぐ発送してくれればいいんですが、発送はなぜか必ず翌朝になります(どうやら、貸出決定が13:00を超えると翌朝になるようです)。
そんなわけで。理論上では4日に2枚のペースですが、実際は理想的な環境でも5日に2枚のペースを確保するのは苦しい、ということになります。よく考えたらDVDが家に滞在する時間を考えると、1泊2日というハイペースなんですよね(汗)。
このペースで計算すると、やっぱり月に12枚。2,000円で12枚ということは、一枚につき166円の計算になります。まぁTSUTAYAに比べれば安いけど、めちゃくちゃ安い!と叫びたくなるくらいじゃない、というのが2ヶ月ぽすれんを使ってみた正直な感想です。