マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『赤い橋の下のぬるい水』 ただのエッチ映画かと思いきや

評価:3.5

赤い橋の下のぬるい水@ぽすれん (ぽすれん) 赤い橋の下のぬるい水@Amazon (Amazon)
始まって30分くらいの雰囲気は、どうしようもないエッチ映画だったんですが、観ているうちにだんだん慣れて行きました。

思い返してみると……ええと。エッチな部分の印象が強すぎてよく覚えてなかったり(笑)。R-15指定ということで、内容についてはあんまりとやかく言いませんが、まぁあれです。水も滴るエッチっぽさです、はい。

しかし単なるピンク映画かというとそうでもなく、そこはかとなく文学のかほりが漂っているというか。なんというかええと、文学はエッチであります、はい。

清水美砂ってこんな人だっけなぁ……というのが第一印象。もっとこうスレンダーな美人タイプだったと思ってたんですが、いつの間にかこういう幅広い(というか単にエッチなというか)演技ができるような女優になってたんですね。

役所広司のアホさ加減も丁度いい感じでした。おっさんくささとエッチくささとが絶妙でした。

とまぁ、エッチエッチと連発してしまう感じの映画なんですが、それだけじゃないなぁと思います。『バトルロワイヤル』が単なる殺し合いの映画じゃない、というのと同じくらいの度合いで、この映画は単なるエッチ映画じゃなかったです。