マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


グイン・サーガ96『豹頭王の行方』 オラァ、見ただ

豹頭王の行方―グイン・サーガ(96) (Amazon)
前巻でヴァレリウスとリンダを悩ませていたマリウスの件が完全に忘れ去られる展開になるこの巻です。だったら前巻の半分くらいは無駄話だったんじゃないか、という気もしないでもないです(汗)。

ともあれ、グラチウスの登場でようやくその後の展開が始まったという感じです。当面は、グインを巡る冒険がメインに展開していきそうですね。

このところずっと意気消沈していたリンダが若干元気を取り戻したようです。まぁ、このところというかナリスと結婚してからずっとのような気もします。いや、イシュトヴァーンとああなって、パロに帰って来てからずっとだったりしますか(汗)。

まぁそういう意味では微笑ましいというか、感慨深いものがあります。パロ女王万歳、というか。

しかし、お堅いケイロニアの宰相ともあろう方があんなに簡単に魅了されてどうする、という気もしないでもないです。いや、ここはリンダを誉めるべきか(笑)。