第78期将棋名人戦第2局は、6月18日、19日に山形県天童市・天童ホテルで行われました。
結果は、終盤もつれにもつれた末、後手の豊島将之名人竜王が勝ち、1勝1敗となりました。豊島名人は中一日で静岡県河津町の今井荘で明日叡王戦第1局に向かいました。
第1局に引き続き、今回も運営担当ながらイラストもたくさん描きました。
立会人の田中寅彦九段。天童は将棋の駒の産地で知られるところなので、今回の対局に向けては5つの駒が用意されていました。
17日の対局室検分で、両対局者が対局に用いる駒をその中から選ぶのですが、田中九段は事前に予想をしていたんですね。それがみごとに当たったときの様子です。
対局の様子は以下の通り。
天童到着から対局開始頃。
副立会の千田翔太七段、横山康明七段ら。
天童ホテルの新型コロナ対策など。
対局2日目の夕方頃の様子。
終局後のインタビューに答える対局者。この絵は、インタビュー終了後から隣の封じ手の間で、10分くらいでささっと描いたものです。速描きですが、それだけに臨場感はあったかもしれません。
このほか、余談としては過去の名人戦プレイバック。
さらに、映像報道部(写真部)の仕事など。
振り返ってみると結構描きましたね(笑)。
ほんとはもうひとつ、終盤のもつれにもつれた頃のシーンも描きたかったんですが、それはまた別の機会に。
番外編として。
天童ホテルに今年1月にオープンした「と横町」で、「こち達」さんにお邪魔したときのイラスト。こちらはTwitterにアップしていたところ、「と横町」のオフィシャルインスタグラムに掲載していただきました。
こちらは、道の駅天童温泉の様子。6月にオープンしたばかりの「もり~な天童」と直売所です。
さらにおまけ。こちらは今回のイラストには採用できませんでしたが、きっと第3局で出番が回ってくるであろう記者やスタッフです。
合計12枚ですか。意外と描きましたね(笑)。
これらのイラストは個人Twitterにアップしたほか、朝日新聞デジタルのタイムライン、AbemaTVの中継にも使っていただきました。素人の落書きが多くの人の目に触れることになって申し訳ないですが、今後ともぼちぼち続けていきたいと思います。
ただ、本業は飽くまでも名人戦の運営なので、運営のお仕事で忙しいときはアップ間隔が空いてしまうかと思います。
ご容赦ください。
さらにおまけ。
冒頭にも書いた通り、新型コロナの影響で、春からの対局が順延になったため、タイトル戦や挑戦者決定戦の日程が非常に密になっている状態です。特に、タイトルホルダーの豊島将之名人竜王、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、そして藤井聡太七段は、スケジュールを聞いただけで目が回りそうです。
そんな想いを込めて。
つい描いてしまいました。出来心です。すみません。
豊島名人竜王、渡辺三冠、藤井七段は何度か描いてきたのでなんとなく「どう描けばそれっぽく見えるのか」というコツみたいなものがわかってきたんですが、永瀬二冠は初めて描いたので、イマイチしっくりきてません。何度も描かないと掴むのは難しいですね(描きやすい人もいますが)。
『キン肉マン』でこの山のことを知って以降、4人の強い人がいるとこういう図が頭に浮かんできてしまうんですよね。
でも最近の人は『NARUTO』の方がわかりやすいでしょうか。