マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


アンブレイカブル 期待しすぎなのかも……

ASIN:B00006RD6X
就職してから映画を観る機会が激減している。結婚してからはさらに、ビデオを観る機会すらも激減している。

個人的には映画を観るのがとっても好きなのだけれど、なかなか観れないのが現状だ。

先日、市川に新しい映画館ができたという情報を得た。できたといっても、つい最近というわけでもなさそう。市川妙典のサティにある、ワーナー・マイカル・シネマズというところである。3大特典として、週一回のレディースデイ(女性1,000円)、21時以降が1,200円で観られるレイトショー、毎月一日に1,000円で観られるファーストデイというサービスがある。普通に観ると1,800円するので、これは大きい。

というわけで、先日は「シックス・センス」で好評だったM・ナイト・シャマラン監督の「アンブレイカブル」を観に行ってきた。

劇場で映画を観るのはいつ以来かなぁ。……思い出した。南船橋ららぽーとで観た「キッド」以来だ。そんなに昔というわけではない。ちょっと意外。

シックス・センス」を観たときはかなり感動した覚えがある。感動したというか、予想外の結末に、久々に意外性で驚かせてくれた映画だと思った。まだ観ていない人は是非観てほしい。うちの奥さんはホラー系は全然ダメだったんだけど、この映画は大丈夫でした。一見するとホラー映画っぽいんだけど。

で、期待して観た「アンブレイカブル」なんだけど、はっきり言ってしまえばどっちつかずの期待はずれ。おもしろいかと言われればおもしろいけど、おそらく日本のアニメを観て育ってきたぼくらにとっては、ストーリー的に見慣れたものに思えてしまう。予告編だけだとおもしろそうなのに、スリルサスペンス的な要素も謎解きの要素も少ない。期待をかけすぎていたからかもしれないけれど、なんだか拍子抜けのような気分である。

ラストに至るまでの展開は、どちらかといえば好きな展開。でも、ラストを観た瞬間感動した「シックス・センス」とは違い、「え? もう終わるの?」と思ってしまった。アイデアとしてはいいんだけど、それだけ。もうひとひねり欲しいなぁという感じだった。途中まではいい感じでひっぱってきてたのになぁ。ラストちょい前のキッチンでのシーンなんて、かなり好きなんだけど。そこで終わっててくれれば……という気がした。残念。