去年、TBSでやったドラマなんですが。DVDになってたので借りました。
限りなく『ライフ・イズ・ビューティフル』に近いですが、なかなか良かったです。
明石家さんまがいい味を出しています。ストーリーに関係ないギャグがアドリブっぽくていいです。というか、アドリブだろうな、これ。
男の子がまたいい演技するんですね。というかそれも素なんでしょうけど。たまらんなぁ。
このドラマ観て感動した人で『ライフ・イズ・ビューティフル』観てない人がいたら、是非観ることをオススメします。ベニーニもさんまと同じくコメディ俳優なんですよね。そういう意味でも、この作品はまさに日本版『ライフ・イズ・ビューティフル』です。
若干、TVドラマ臭くはなってますが、一本の映画として十分観るに耐える作品に仕上がっています。
日本における第二次世界大戦がどういうものだったかというのは、こうやって繰り返し繰り返し記憶に刷り込んでいかないとなぁと思います。生と死、家族、大日本帝国、第二次世界大戦。防空壕や学徒動員、報道のあり方……。
イラクでの人質事件で中東情勢に詳しくなった今だからこそ、今一度日本が受けた傷、与えた傷の重みを身近に感じることができるような気がします。