評価:
(ぽすれん) (Amazon)『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズの第3弾。第1弾のときの反響(借りたビデオを観終わったら、消したテレビにあの女の姿が映ったという体験談)に始まり、同じような投稿ビデオの紹介が並ぶ構成です。
今回は、壁にうっすら何かが映る系統が多いです。
害虫駆除業者が屋根裏調査のために映したビデオに、梁に映りこんだ少年の顔とか。
遠距離恋愛中のカップルが撮影したビデオレター(これがまた寒いんだけど)で、本棚の隙間から覗く巨大な目とか。
ラップ現象の直前に映った台所の壁に浮かぶ男の顔とか。
全て薄青い感じに映写されているような映像なんですが、まぁ怖いといえば怖いかもしれません。
個人的にゾッとしたのは、4人で行ったキャンプの風景で、なぜか4人同時に映ってる映像でした。ピンぼけで4人が映ったかと思うと、不意にカメラが中空に持ち上げられるような状態になり、一瞬川の向こう岸からのアングルになる、というもの。
これはちょっと観ていてゾゾッとしました。なんか嫌な感じがしたというか。
それ以外はまぁ、ほんとだったら怖いだろうけど、という感じ。
まぁこういう作品は怖がってナンボだと思うので、疑わないのが楽しむためには重要だと思うんですが、ついつい疑ってしまいますね(笑)。かといって、全部信じちゃうとほんとに怖いしなぁ(汗)。
などと考えてしまう人にはほんとは向かないのかもしれないなぁとは思いつつ。また観てしまうのです。