マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『GANTZ −ガンツ− Vol.1』 まずはフルイにかける、と

評価:3.0

GANTZ −ガンツ− Vol.1@ぽすれん (ぽすれん) GANTZ -ガンツ- Vol.1@Amazon (Amazon)
テレビでも放映してたらしいですが、当然かなり規制されてたようです(Amazonのカスタマーレビューによると)。放送当時、テレビ版ではかなり不評だったようですね(汗)。

原作に比べると若干テンポが悪いような気がしないでもないですが、GANTZ世界の質感は割と表現できているような気がします(黒い球体とか、武器とか、理不尽な殺戮とか)。

原作同様、最初の数話で拒絶反応がある人は観ない方がいいですね。首は飛ぶし、胴体は千切れて腸がぶら下がるし、容赦のない暴力表現、性的表現が乱発します。正直、R指定されてないのが不思議なくらいです。

それに耐えられる人だけ続きを観てください、という感じで、まずはフルイにかける、ということでしょうか。

個人的には原作の方が作品の完成度としては数段レベルが高いような気がしますが、GANTZ特有の「ギョーン」という武器の音や、「あた〜らし〜あ〜さがきた〜♪」という歌と部屋の雰囲気のギャップなど、映像でないとなかなか感じ取れない部分が楽しめるようになってます。

逆に、映像であるがゆえのテンポの悪さや間の悪さが気になったりもします。一長一短です、はい。