マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『聲の形』第6巻 さらに状況は深刻に

評価:4.5

前巻のラストから衝撃の展開。
ここまでもトラウマになりそうな話が多かったのだが、ここからさらに状況は深刻に。
石田を取り巻く人々が、制御できない感情の起伏に翻弄される。
植野は硝子に怒りをぶつけ、結弦は写真を捨てる。
意識が戻らない石田を待ちながら、彼らは少しずつ変わり始める。
それぞれが抱えている心の問題を解きほぐすには、時間と、きっかけが必要なのだった。
石田の事故がそのきっかけとなったのかもしれない。
そして、石田自身は……。