週末まとまった時間がやっと取れたので、FFXIを久々にたっぷりじっくりやれました。
あと50でレベル8というところからスタート。
レベルアップとアイテム収集が見込める狩場は、バストゥーク商業区出口から枯谷に向かう途中にある最初のクゥダフキャンプあたり(1)、もしくは商業区出口のすぐ南にある山の上(2)になります。
気分によって(1)と(2)の狩場に行くんですが、(1)に向かう途中、たまたまバストゥークに戻ってきていたNacchiさんとたまたますれ違いました。
広いヴァナ・ディールですれ違うっていうのもすごい確率ですよね(笑)。
その後、(1)よりももう少し枯谷よりのところで再びNacchiさんと出会い、ゆで卵もらったりしました。
作り方も教えてもらったんですが、作るのも簡単だし、HP・MPともに+8されるというのは今のヨワヨワ白タルNayachanにとってはおいしい限りです。
納屋の記憶によれば、材料となる「鳥の卵」(トカゲの卵でも可)は、最近になって赤い鳥からゲットできるようになったものです。
それまでは「鳥の羽根」(合成にもまだ使えないし、売っても安い)しか落とさなかったので、赤い鳥は「炎のクリスタル」くらいしかうまみがなかったんですよ。
これからは「鳥の卵」狙いに赤い鳥も狩ることにします。
レベルが8になり、次のレベルまであと半分くらい経験値をためた頃、突然見知らぬDさんという方からTellがありました。
「一緒に組まない?」とたった一言。
まぁ、時間もあったのでいいかなぁと思い、「いいですよ」と返しました。
するとDさん、「鉱山区にきて」。
いきなり命令口調かよ(笑)。
まぁしかし、最近の納屋は忍耐強くなったので、それくらいでは気分も害されません。
Nayachanは商業区にいたので、早速鉱山区に移動することに。
しかし、どこを探してもDさんはいない。
すると、Dさんから「じゃ、商業区出口で待ち合わせね」
いやいや(笑)。だったら鉱山区に呼ばないでください。
まぁいろんな人がいるのは仕方ないことので、妙な人とPT組むことになったなぁと思いながら商業区出口に行きました。
しばらくすると、Dさん登場。ガルカ暗黒騎士レベル9でした。
Dさん「じゃ、行こう」
というので、ついて行くことに。
行き先は「コンシュタット」。以前、Nayangerが幾度も戦死した場所です。まだレベルも低いけど大丈夫かなぁ……と思いながらついて行った道すがら。
Dさん「クゥダフ人形は取った?」
ときました。
クゥダフ人形とは、あるミッション(国から頼まれる仕事)で必要なアイテムなんですが、ソロだと結構取るのが大変なんですよ。
「パルブロ鉱山」というところにいる強いクゥダフを倒さないとゲットできない。ガル戦士レベル13のNayangerでさえ、ソロでは無理なところです。
なので、当然白レベル8タルタルのNayachanなんかでは、とてもとても無理。
取ってない、と答えると、Dさんは「じゃ、今から取りに行こう」と言い出しました。
Dさん「経験値入らないけど、いい?」
Nayachan「いいですよ〜」
ということで、行き先変更です。
一旦街に戻り、Dさんはガルカ戦士レベル29(死にデジョンで下がっちゃったらしい)に変身。
向かうは「パルブロ鉱山」です。
さすがにガルカ戦士29だと、パルブロ鉱山のクゥダフも弱い弱い。
2、3回斬りつけるだけでバッタバッタと倒していきます。
Nayachanは、後ろからついていって、廊下の影で見守るだけ(汗)。
どうやらDさんは、言葉使いはぶっきらぼうだけど、話しているうちに結構イイやつだということがわかってきました。
Dさん「ここで待ってて」
言われるがままに、Dさんの帰りを待ちます。
落とすアイテムは全てゲットさせてくれる。
上げ膳据え膳とはこのことです(笑)。
実際、Dさんにとっては経験値も入らないし、アイテムも全てくれるし、何も得るものがないんですよ。
それでも、楽しそうにクゥダフを狩るDさん。
そんな姿を見ているうちに、口調からしてまだガキんちょだけど、結構イイ奴に違いない、と思うようになりました。
そして、クゥダフ人形の全4パーツのうち頭と脚が集まった頃のこと。
Dさん「ここで待ってて」
と言い残し、さっきまでと同じようにクゥダフに切りかかるDさん。
Nayachanは、ひとり廊下の隅で座ってます。
Dさんはクゥダフがたむろしている部屋の奥へ奥へと進んで行きます。
やがて姿も見えなくなる。
……。
まるでお母さんの帰りを待つ鍵っ子です。
……。
心細い……。
……。
なかなかDさんが帰ってきません。
最初のうち、ちゃんとメッセージが流れてきていたんですが、それも途絶えました。
……。
ほんとに心細くなってきました。
……。
ああ。近くにクゥダフがポップ(現れる)。
……。
調べると、もちろんとてもとても強い(笑)。
Nayachan「Dさぁん!」
……。
返事がない。ただのしかばねのようだ(違)。
……。
サーチをかけてみると、全エリアで検索してもヒットしない(汗)。
どうやら、Dさん落ちちゃったようです。
ひとり取り残されるNayachan。
後ろにはとてもとても強いクゥダフ。
そらもう瞬殺でしたわ。
仕方なく、ホームポイント(死んだら戻ってくることができるポイント)に戻ることにしました。
その後しばらくDさんをサーチしつづけたんですが、結局Dさんはその日は現れませんでした。
ううむ。新手の嫌がらせですか?(汗)
結局、PTを組む前より経験値が減ったものの、クゥダフの背甲など売ってお金は増えたし、クゥダフ人形のパーツはふたつ集まったし、成果としてはまぁまぁだったんですが。
なんともこう後味の悪いPTでした。
ところが翌日。ログインしてしばらくすると、DさんからTellが入りました。
Dさん「昨日はすみませんでした。回線が切れてしまって」
Nayachan「いえいえ。ありがとうございました」
Dさん「また行きませんか? もうひとりお連れするので」
一瞬、前日の悪夢を思い出し、躊躇したものの受け入れることにしました。
確かにつっけんどんだし、いきなりいなくなるし、不思議な雰囲気なんだけど、なぜか憎めない感じなんですよ。
で、今度はNayachanと同じようなレベルの黒魔タルのSさんと一緒に旅をすることになりました。
このSさんという方は、Windows版からやり始めた方で、まだFFXIのシステムがよくわかってないような雰囲気でした。
Dさんは例によって「Sさん、もっとしゃべったら」とか言うので(汗)、Nayachanが間に入る形になりまして。
最初は三人で「パルブロ鉱山」の二階に行って、前回同様廊下でDさんの戦闘を見守ってたんですが、Dさんがふたりの存在忘れて戦闘に没頭しちゃうので、そのたびに後ろからクゥダフに絡まれて死んでたんですよ(汗)。
そりゃぁもう、見つかり次第瞬殺。
そのたびに通りがかりの高レベルユーザーに辻レイズかけてもらったりもしたんですが。
何度も繰り返し死んでるうち、しまいには誰もレイズかけてくれない状況になりまして(あたりまえです)。
仕方なく、二人で一旦ホームポイントに戻ることにしました。
「パルブロ鉱山」にいれば、どこにいようとアイテムはロットインできるということがわかったので、今度は入り口でふたりで待つ作戦にしました。
最初からそうすればよかった(汗)。
Dさんが二階で出稼ぎしている間、タルタルふたりは入り口でのんびりおしゃべり(笑)。
これはこれでなかなか楽しめました。
動かなければ、Sさんもちゃんとしゃべる暇できる。Dさんとも会話はできる。なかなかいい作戦です。
最終的にはちゃんとアイテムも集まったし、ついでに銀の認識票も手に入ったしで、充実したミッションになりました。
パルブロ鉱山から舟で街に帰った途端、「じゃぁまたね!」と言い残して走り去るDさん。
フレンド登録しようと急いでサーチしたら、もうログアウトしてました(汗)。
ううむ。
良くも悪くも、印象に残る人であるのは確かなようです。
そうそう。
その後、最終的にはレベル10にまで到達しました。やっと枯れ谷でもなんとか死なずに戦えるようになりました。