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「ワンピース」は、親戚の子供がめちゃくちゃ好きなので、単行本を誕生日に全巻買ってあげたことあるんですよね。でも原作はもちろん、テレビも観たことなくて。
こないだ「めざましテレビ」観てたら、この「ワンピース」のことやってまして。子供はもちろん、大人も楽しめるアニメだということを誰か(こういうこと言うのはたぶん軽部さんなんだろうけど)が言ってたんですよ。
で、ちょっと観てみようかなと思いまして。
いや、これはちょっとかなり面白かったです。第1巻なのでまだ4話までしか収録されてないので、主要人物も揃ってなさそうですが、すでにかっこいいシーンが満載。
やられたなぁ。赤髪のシャンクスの腕のシーン、ちょっぴり泣いちゃいました(汗)。
おっと。話が「ワンピース」になっちゃってますね(笑)。
今回のテーマは「ワンピース」じゃなくて「グース」です。
個人的には原題の「Fly away home」っていう響きの方が好きなんですが。
だいたい、「グース」って単数形でして、複数形だと「ギース」になっちゃうんですよね。映画の中でも16羽出てくるので、常に複数形の「ギース」って言ってるし。ま、いいんだけれど。
それは置いといて。
この映画、最初は子供向けの映画なのだろうとタカをくくった状態で観てたんですが、観ているうちにだんだん引き込まれていきました。
いや、ストーリー的にはそれほど奇抜なこともないし、予想通りの展開だし、映画批判好きな人から観れば面白みにはかけるかもしれません。
でも、この映画にはそんな下世話な映画の観方を頭から否定させるようないいシーンがあります。
映画の最後の方、主人公のエイミーとグースたちが大きな川の上を渡るシーンなんですが。
水面にイワシ雲が映り、その上をエイミーのグライダーとグースたちが悠然と飛んでいるのを上から撮っているシーンなんですよ。
一瞬、エイミーたちが雲の上を飛んでいるのかと思わせるくらい美しい水面。
そして、自然の編隊とは思えないほど整然と並んで飛ぶグースたち。
このシーンを観た瞬間、鳥肌が立つくらいの感動を覚えてしまいました。
いや、ほんと。この映画撮るのは相当な苦労が必要だったんだろうなぁとつくづく思いました。それと、自然を大切にしたいという気持ち。ほかにも心に残るシーンがいくつもありました。
久々に映像的に美しい映画を観た気分です。
#この映画観た後にFF観たので、余計にCGが不自然に思えたのかもしれん(笑)。