- 決断のタイミング計る首脳…今オフにも何らかの動き/記者の目 (大阪日刊スポーツ)
阪神の久万オーナーの「12球団は多すぎる」発言を受けての記事なんですが。
どうなんでしょうか。読売が1リーグ制を提唱しているのは既に有名な話なんですが、ここに来て阪神のオーナーまでそういう話をするというのは……。
近鉄の球団名売却問題や、ダイエーの身売り問題(さらに小久保無料トレード問題)、特にパ・リーグの球団の窮状は顕著になってきています。
その一方で、北海道に行った日本ハムは、ガキンチョ新庄の加入により話題性抜群。片岡FA流出(取ったのは阪神ですみません)で失った客をそれ以上のキャラクターで埋めた形になりました。
パ・リーグのプレーオフ制で、どのような影響が出るのかも見守る必要があります。
広島や中日、横浜、千葉ロッテなどのように、地元に定着した球団もあります。
もし仮にこのタイミングで1リーグ制を謳ったとしても、すぐに満場一致でそうしましょう、ということにはならないと思うんですけどねぇ。
現状辛いのは、ローズ放出で話題が激減した近鉄、谷くらいしか話題のないオリックスの関西2球団ですかねぇ。実際、関西の野球ファンは去年の阪神フィーバーでかなり一極集中してしまったようですし。
小さい頃からすでに2リーグ12球団制だったので、それ以外のプロ野球像が描きにくいんですが、1リーグにすればいいというものでもないと思うんですよね。
今年のパ・リーグのプレーオフ制が、1リーグ制での日本シリーズの代わりとして有効だと判断されるとしたら、そのまま流れて行ってしまうのかもしれません。
まぁ確かに、いい選手がどんどんメジャーに流れて行ってしまう現状では、それも仕方ないのかもしれませんけどね。