マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 長渕桜島オールナイトコンサート感想メモ

とりあえず曲目順に一言ずつ。

曲目はこちらのサイトを参照しました。⇒オールナイトコンサート曲目

入場までが大変でした。フェリーで桜島に着くまでは順調だったんですが、そこから会場に着くまでに、実に5時間以上かかりました。やれやれ。

【第1部】
[21:35開演]

開演直後、花火が上がる。結構すごい。花火大会のクライマックスだけという感じ。

花火の後、上空をヘリが旋回。映像ビジョンで長渕がハーレーのエンジンをふかす映像が流れ、会場の後ろ(J-7とJ-6の間なのですぐそばだった)からハーレーに乗った長渕が登場。ステージへ。

  • 1) 勇気の花

実はよく知らない曲なんですが(汗)。でもいきなり腕を振り上げまくり。この調子でずっと行くのか不安がよぎる。

  • 2) 泣いてチンピラ

懐かしい! 『LICENSE』収録の名曲です。

  • 3) 孤独なハート

イントロでは別の曲かと思ったんですが、始まってみて震えました。まさかこんな古い曲がこんなにかっちょよくなるなんて。

  • 4) とんぼ

タオルを振るのはやめてください(涙)>清原ファンの方々。

  • 5) 情熱

この曲、最近の曲の中でもかっこいいんですね。情熱情熱しつこいんですが。

  • 6) 激愛

この曲でやっと座れました。実はかなり好きな曲なので聴き入ってしまいました。

  • 7) 逆流(弾き語り)

ここからステージに向かって左の出島に移動。懐かしすぎる。MCがまた最高。

「こう見えても昔はフォーク界のアイドルって呼ばれてたんだから。髪も長くてさぁ。『風は南から〜』って感じで上見上げたジャケットでさ。歯が出っ張ってんだけど、真っ白い綺麗な歯だったなぁ」

  • 8) 俺らの家まで(弾き語り)

そりゃもう大合唱。「機嫌直して〜(ツヨシ!)」ですわ。

  • 9) 夏祭り(弾き語り)

ここからまた移動して、今度はステージに向かって右の出島。

「夏っていうことで、この曲。昔のギター小僧たちはこぞって練習したんだよねぇ、この曲」

イントロをひとしきり弾き、

「いやぁ、俺ってギターうまいね。うまくてごめん」

と笑いを誘う。あんた天才だよ。

  • 10) ひざまくら(弾き語り)

もうたまりゃん。説明の必要なし。

  • 11) お家へかえろう'04

歌詞が若干アレンジされてました。「敗戦直後に生まれた50代は〜」とか。

  • 12) ファイティングポーズ

この曲が歌われるとは思ってませんでした。かっちょいいっ! 最後はなぜか「Keep on Fighting」って叫んでました。

  • 13) くそったれの人生

この曲も好きなんだよなぁ。のりのりです。

  • 14) 勇次

もうお約束。「撃鉄が落とされ」でクラッカーですよ。

  • 15) LICENSE

ひとしきり盛り上がった後、この曲聴くとしびれますなぁ。

はっきり言って、最悪。誰だ、あのラッパーたちは? って感じ。元曲の方が断然いい。

[〜0:15]

ここで休憩。オールナイトということで、休憩も長い。でもトイレや売店は混み過ぎ。


【第2部】
[1:33〜]

  • 1) JAPAN

この曲が来るとは思ってませんでした。今から考えれば、「油にまみれた水鳥みたいだ」の部分が次の曲の伏線になってたんですね。

  • 2) 静かなるアフガン

「この曲はツアー中に作った曲なんだけど、なぜかどこの局も流さなかった。今でも納得できない」

と言ってトツトツと歌い始める長渕。ビジョンにはアフガンの映像が流れる。

  • 3) ガンジス

インドに行ったときの話をからめて、ガンジスへ。

  • 4) STANCE

この曲も懐かしい。最近聴いてなかったけどいい曲です。

  • 5) 春待気流

突然フォーク調に(笑)。でも曲調が全然違ってました。

  • 6) 海

そしてしっとり歌う。

  • 7) 順子

「これも懐かしい曲だけど」と言いながら歌い出す。「古い曲歌うの恥ずかしいんだよね。だからおまえらも一緒に歌えよ」と長渕。歌いまんがな。

  • 8) Keep On Fighting

ここからワイヤレスヘッドセットを着ける長渕。着けた後すぐにシャツを脱ごうとするが、脱げずにまた着る。ちょっとお茶目。

ジープに乗って、会場中央のステージに。生の長渕が米粒大から、小指の爪大に見えるようになる(いずれにしろ小さい)。

  • 9) いつかの少年

「鹿児島を捨てた」という曲を桜島で歌うのがまたいい。

  • 10) 気張いやんせ

これは鹿児島弁の歌。さすがに地元だけあって、ファンの盛り上がりがすごい。

  • 11) Myself

実は長渕の歌の中で1、2を争うくらい好きな歌。「だからまっすぐ まっすぐ まっすぐ生きて〜」

「デビューしてから歌い続けている」というMCで、この曲だとわかる。やっぱいいなぁ。「さっきはこっち向いて歌ったから、こんどはこっち向いて歌おう」って言う長渕のファンへの心配りが好きだったりする。

  • 13) コオロギの唄

この曲は何も言わずに始めました。「かあちゃんが昨日、死にました」

歌い終わった後、「かあちゃんもきっと喜んでるよ。おまえらとこうやって歌うって最高だ!」

  • 14) 一匹の侍

この曲を歌いながら、ふたたびジープに乗って長渕はメインステージへ。

  • 15) 乾杯

説明は不要ですね。

  • 16) マリア

第二部の幕がマリア。イントロがむちゃくちゃかっちょいい。

[〜3:51]

ひょっとすると第二部でそのまま朝まで歌いきるつもりかと思っていましたが、ここで休憩。さすがに疲れが見える観客たち。

【第3部】
[4:45〜]

  • 1) 女よ、GOMEN

ここからはほとんどノンストップで鬼のように歌い続け。この振り付けっていつから定着してるんだろう。「女よ〜ごめんごめん」でお辞儀する振り付け。

  • 2) 電信柱にひっかけた夢

今では東中野ってピンとくるけど、この曲初めて聴いたときにはどんなとこかさっぱりわかりませんでした。

  • 3) STAY DREAM

ああ、これも名曲。しびれます。

  • 4) GOOD-BYE青春

かみさんがこの曲好きなんだよなぁ。懐かしい。

  • 5) 東京青春朝焼物語

「今日から俺、東京の人になる」ですな。もうかなりなってます。

  • 6) 明日へ向かって

これも知られざる名曲。「10本の指で10本の価値あるものを掴む必要などどこにもない」名言です。

地名を桜島に置き換えたバージョン。両手を上げてゆらゆらさせるのは結構疲れるんですけど。この辺りで、既に夜は明けはじめている。

すっかり明るくなった桜島でこの歌を大合唱。そして桜島を見上げる。最高の朝。

  • 9) 何の矛盾もない

まるでラストの曲であるかのようにしっとりと歌う長渕。この曲が「Myself」と並んで好きな曲だったりします。

明るくなった会場では、すでに一足でも先に会場を出ようとする流れができてました。

  • 10) Captain of the Ship

これが最後の曲。長渕、ブチギレ。わざと咽喉を潰そうとしてるんじゃないかと思うほどシャウトしまくってました。「生きて生きて生きて生きて生きまくれ!」

[6:27終演]

「ここは俺たちの約束の地だ」と言った長渕。またやり出しそうで怖い(というか、また行ってしまいそうで怖い)。