評価：
(ぽすれん) 
(Amazon)『猟奇的な彼女』（2001年韓国、2003年日本公開）で韓国映画に衝撃を受けた後、期せずして韓流ブーム（2004年）が起こってしまい、あまのじゃくな私はしばらく韓国映画を封印していたのですが。
久々に解禁して観ました。『僕の彼女を紹介します』（2004年）。
監督クァク・ジェヨンと主演女優チョン・ジヒョンは、『猟奇的な彼女』と同じ。
というわけで、猟奇的な彼女そのままのチョン・ジヒョンだったんですが、やっぱり演技力はすごいです。韓国のチャン・ツィイーですな。なんとなく雰囲気も似てるし。
韓国映画っぽいわざとらしさというか、臭さはあるし、先は読めるし、こういうのが嫌いな人にはあえてオススメはしませんが、単独の映画として非常によくできた映画です。伏線はひとつひとつちゃんと活きてくるし、どこかで観たような既視感は否めないんですが、実はそれがまた今回は……いや、皆まで言うまい。
そうそう。主題歌がなぜかXの『Tears』だったりします。監督がXのファンなんだそうで（汗）。韓国での日本語曲解禁に伴っての現象でしょうね、たぶん。
『猟奇的な彼女』を観てない方は、まずそっちを先に観ることをオススメします。そしてチョン・ジヒョンの魅力にほだされた後、『僕の彼女を紹介します』を観る、と。そうするとたぶんもう一度『猟奇的な彼女』を観たくなります（笑）。
いやぁ、まいったまいった。というわけで、『猟奇的な彼女』をまた観たいと思います、はい。
