マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 ついにAVeL LinkPlayerが手元に!

いやぁ。待ちに待ってました。アイ・オーのAVeL LinkPlayerですが。ついに手元に届きました。

去年の12月17日(誕生日なので覚えてる)に購入し、実物が手元に届くまで約一ヶ月かかりました。

噂通り、一度開封したと思われるフシがありましたが(出荷前に工場で何かやってるらしい)。

ま、そんなことは全く気にならないので早速接続。

ホームシアターアンプに、付属のケーブル(赤・白・黄色の三本)に加え、S端子と光端子を繋ぎました。が、S端子の利点はあんまりない模様です(見た目、S端子の画像の方が白っぽくぼやけた印象)。

さらに付属のLANケーブル(ストレート)をスイッチング・ハブに繋ぎ、ルーターDHCPエントリーを追加(実に6つ目)。

しかし、本体はちゃちい感じがプンプンしてますな(笑)。電源ボタンは噂通りだし、全体的に安物DVDプレイヤーという感じ(実際安いんだけど)。

外観はさておき。まずはDVD再生テスト。通常のセルDVDは面倒なのでテストせず。それが再生できなきゃ意味ないわけで。

DVD-RにDVD-VIDEO形式で入れたものは正常にPLAY可能でした。わが家の環境ではRD-XS41でしか再生できなかったんですよ。でもRD-XS41はDVDの読み込みに時間かかるので、セットするのを億劫に感じてました。というわけで、なんとしてもLinkPlayerで再生できて欲しかったものです。

次にDVD+RWにDVD-VIDEO形式で入れたものの再生テスト。これも基本的にOK。なんですが、メニューから本編に飛ぼうとして一度フリーズしました(汗)。ううむ。

フリーズすると、リモコンからの操作を受け付けなくなってしまうので、仕方なく本体の電源ボタンで切りました。はふぅ。

ダメなのかなと思ってもう一度DVD+RWを入れると、今度はちゃんと動作しました。やっぱり見た目通り、ドライブが安物のせいでしょうか(汗)。

さらにDVD+RにDVD-VIDEO形式で入れたもの。これも特に問題なく再生可能でした。

ただ、DVDをセットしている途中でトレイが閉じることがある……という噂も体験できました(笑)。センサーが敏感なんですね(汗)。

まぁしかし。とりあえずこれだけで当初の目的としてはOKです。手持ちのDVDメディアが統一できてない(今はDVD-Rメインにしましたが、当初はDVD+R/RWドライブしか持ってなかったので、ごちゃ混ぜなんですよ)ので、どちらも再生可能なDVDプレイヤーが欲しかったんですよ。

というわけで、まずはDVDプレイヤーとしては安物として許せる範囲でした(笑)。手持ちの全DVDメディアが再生できたのは大きいです。DVD-RAMは元々あんまり利用してないし。

で、次にネット接続のテストです。

Windows2000に付属のCDをセットし、リンクサーバーを導入。しかし、そのままだとサーバーを認識してくれない。

LinkPlayer側で、新規サーバー登録をしてOKになりました。サーバー名とIPアドレスを入れないといけないんですね(汗)。サーバーのIPアドレスDHCPなので入れ替わるんですが……。固定IPにしろ、ということですか。

ま、いいや。とりあえずOK。しかし、付属のサーバーソフトだと、フォルダはVIDEO、PHOTO、MUSICそれぞれひとつずつしか設定できないんですね〜。設定したフォルダの下には再帰的に降りて行けます。

ううむ。ファイルはいろんなディレクトリに分かれてるので複数登録したいんですが……。

しかし、われらにはuzuがある!(笑)

元々、この製品はMediaWizというものが元になってるんですね。ネットワーク上のサーバーの映像をテレビに出力できる……という製品なんですが。それにDVDドライブをつけたのが、このAVeL LinkPlayerということになります(ほかにも長瀬の製品がある)。

ネットワーク上のデータをプレイヤーに転送する方式は基本的に同じなので、MediaWiz用に開発されたuzuというフリーソフトも、LinkPlayerで使用できてしまうんですよ。

それを知った上で購入を決断したんですけどね(汗)。

というわけで、早速uzuをダウンロードし、iniファイルを設定し、起動。ポート設定をする必要がありましたが、LinkPlayerからサーバーに接続できました。

フォルダを複数指定できるので、uzuの方が断然に便利ですね(笑)。ほかにも、ファイル名に使用不可な文字が含まれていてもuzuで変換してくれるようです(詳しく読んでないのでわかりませんが)。

で、再生してみると……。元ファイルの解像度や品質にもよりますが、普通に再生できます。すごいなぁ。映像だけ流れるものや、再生すらできないものもありますが(恐らくコーデックが違う)、7割〜8割程度の動画が再生OKでした。

まぁパソコンで再生して観るかテレビで観るかだけの違いなんですが。やっぱりPCで観るよりも画面も大きいし、いいですね。疲れないし。

PHOTO再生機能も試してみましたが、こちらはイマイチ(笑)。画像切り替えるとイチイチ時間がかかるので、これはPCでやった方がストレスなさそうです。

MUSIC再生機能は、なんか一昔前のカラオケボックス的なスクリーンセイバーが出ます(笑)。かみさんがその画面みて、「歌詞は出ないの?」と言ってました(汗)。ただのmp3だから出ないの当たり前なんですが、確かに歌詞が出てても違和感ない画面でした。

再生途中でフリーズするというのは結構ありました。ファイルが悪いのか、回線が悪いのか、操作自体が悪いのかよくわかりませんが、あんまり品質が高いという感じではないです。

まぁ、こういう製品自体がまだまだ成熟していないように思えるので、どんどん品質も向上していくことと思われます。これからはこういうネット経由でPCの動画が観られるようなものが普通の家電メーカーから出てきて欲しいですね(アイ・オーはやっぱりPC周辺機器メーカーなので)。かなり売れてるみたいだし。

その逆に、HDDレコーダーの動画がLAN経由でPCにコピーできれば言うことないんですが。一ユーザーとしては、PCのHDDなら増設も楽なので、バンバンコピーできればなぁと思うんですが。

DivXなら容量もかなり圧縮できるので、

HDDレコで番組録画⇒PCに転送⇒DivXに圧縮⇒DVD-Rに保存⇒LinkPlayerで再生

こんな感じにできれば最高なのになぁと思います。