マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


Poderosa使ってますが……

今回もお仕事系の話なので興味ない人は読み飛ばしてください。




先週土曜日にシステムメンテのためにPoderosaで作業していたのだが……。

やはりなんというか不安定である。

いくつかターミナルを開いて、複数のサーバーにアクセスしていたのだが、シェルスキームが飛んだり、コマンドの出力結果をポップアップすることができなくなったりした挙句、最終的にはPoderosa自体がフリーズしてしまった。

サーバーごとにシェルスキームを使い分けてコマンド履歴を参照したりできるのは確かに嬉しいのだが、例えば「ls -ltr ikaika」などという履歴が上位(最新)に残っていると、「ls」だけ打ちたい場合に「ls(ENTER)」とすると勝手に「ls -ltr ikaika」に補完されちゃったりする。

まぁこれはExcelの補完機能が鬱陶しかったりするのと同じなので、それが嫌なら補完機能使わなければいいのだけれど。

そんなわけで、結局補完機能は使わないようになってしまった。でもたまに履歴を参照したい場合は「ctl-.」で呼び出す、という感じに使っていたのだが、新しいサーバーにアクセスしてシェルスキームを新規で作ったりすると、とたんに今まで作り溜めたシェルスキームが飛んだりしてしまうのである。

やれやれ。

まぁ、シェルスキームについては便利な付加機能に過ぎないのでいいのだが、やはりハングアップしちゃうのはなんとかならんのか。心配だったのでシステムバックアップ系の長い時間がかかりそうなものやクリティカルなものは全てTera-termでやってたからよかったものの、処理実行中にターミナルがハングしてそのまま処理がABENDしてたらと思うと怖くて使えない。

バッファリングもたまにおかしくなる。基本的に標準出力はバッファリングされていって、スクロールバーで辿ることができるんだけれど、このバッファがたまに初期化されてしまう。しかもそうなると、バッファリングサイズが極端に短くなって、ほんの数行しか戻れなくなったりする。

恐らくバッファハンドリング系の不具合があるのだろうと思うが、実行ログをちゃんと残しておきたいときなどにこういうのが起こったらと思うと怖くて使えない。

前回書いた、大量に標準出力したときのレスポンスの遅さについては、なんとなく描画系が貧弱だからではないかという気がする。というのは、あまりにもレスポンスが遅いので他のタグに移動して、また戻ったら既に出力が完了していたからだ。バッファは正常にされているのだが、画面に出力する際にボトルネックにひっかかって、レスポンスが悪いだけのようである。

こういう話をmixiで書き連ねても、岡嶋氏に伝わらなければ意味がないので、はてな日記にも挙げとこう。たまにPoderosaネタのブログを巡回しているようなので、いつかは伝わるかもしれない(コミュニティに参加してまで使おうという気は今のところない)。