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例によって、週末になるとTSUTAYA夏見台店で「赤毛のアン」を借りてきています。
今回は第3巻。
アンが親友ダイアナと初めて会う話と、マリラが紫水晶のブローチを無くしてアンが責められる話。
いやはや。
マリラってとてもよくできた人なんですね。
子供の頃観た印象では、マリラはただただ怒りっぽいおばさんに過ぎなかったんですよね。
どちらかというと、理不尽な怒りをアンにぶつける意地悪なおばさんという印象だったんです。
ところが、今見直してみると、全然違う。
心の底から優しさが溢れている。
でも、それを表に出すことを快しとしない、というか。
大体、アンがしゃべりすぎる(笑)。
あんな子供がいたら、マリラじゃなくとも怒るっちゅうねん。
意外と我慢強い人だったんだと、マリラを見直しているところです。
一方、昔からお人よしのお年よりだと思っていたマシュウ・カスバート。この人は今見ても同じ印象(笑)。
でも不思議なのは、マリラとマシュウって兄弟(マシュウが兄)で、ふたりとも未婚だったと記憶してるんですが、マリラはマシュウのことをマシュウ・カスバートとフルネームで呼ぶんですよね。
なんでだろう?
特に怒ってるとき。
兄さんとは呼ばない(もしかしたら呼んでるかもしれないけど)。
名前を呼び捨てにするのは、欧米では当たり前のことなので気にならないんですが、さすがに兄弟をフルネームで呼ぶことのニュアンスはよくわかりません。
ううむ。
こういうことを一度考え出すと、気になって仕方ないんですが。
かといって、ネットで調べようにも、どう調べたらいいか……(笑)。
ま、いいんですけどね。