ビデオカメラが故障して、もう随分経ってしまったんですが。
以前持っていたビデオカメラは、Panasonicのもので、mini-DVに録画するデジタルビデオカメラでした。
結婚した当初に買ったもので、初めてのビデオカメラだったためにいろいろよくわからないまま使っていたんですね。
当時のビデオカメラとしては割と高画質で録画できたんですが、重かったので持ち運ぶには気合が必要でした(笑)。
液晶画面がタッチパネルになっていたんですが、ボタンの部分に押した跡が付いていたし、パネルの可動部分の接触が悪くなって画面が反転してしまったりするようになってしまいました。
そのうちほとんど持ち出さなくなっていました。もう5年くらい前のものなので、そろそろ買い換えかなぁと思っていたんですね。
というわけで、早速調べてみました。
ここ数年はビデオカメラも変革期に突入していて、当時はなかったDVDカメラが主流になっていたんですね。
でも、8cmのDVD-RWには片面30分くらいしか録画できないんですね。もちろん、miniDVテープでも60分程度なので、両面ならほぼ同じくらいの時間録画ができるんですが、なんというかかなり微妙な感じです。
DVテープでもそうだったんですが、テープって使い切るのが難しいんですよね。録画する前に大体どれくらいの時間撮影するかなんてわからないので、毎回テープの頭から撮影する、と。
デジタルビデオなので、上書きしても劣化はしないはずなんですが、なんとなく前録画したものは残しておこうかなぁと思うんですね。こうなると、毎回新しいテープを買うハメになるわけです。
安いところで買えばそんなに高いものでもないんですが、これが結構ネックでした。
ビデオもHDDに変遷したのだから、そろそろビデオカメラもHDDにならないかなぁと思っていたんですね。
で、調べたところ、ちゃんともうそういうのが出ていたんですね。
(Amazon)
早速、有楽町ビックカメラに出向いて実物を見てきました。
店頭で確認できたHDDビデオカメラは、ビクターのみ。GZ-MGシリーズとGZ-MCシリーズがありました。
MCシリーズは、マイクロドライブという交換式のHDDに書き込むもの。3CCD搭載の高画質なものもあったんですが、マイクロドライブならば交換しなきゃいけないわけで、miniDVテープやDVDと変わらないんですよね。
で、MGシリーズを見たんですが、これがなかなかいいんですわ。
MG40とMG50は、動画69万画素、静止画100万画素ということで、映像はやはり普通のデジタルビデオに比べると落ちてしまうようでした。
一方のMG70は、MG40/50に比べると暗いところは若干苦手なようでしたが、動画123万画素、静止画200万画素で、MG40/50に比べると断然綺麗でした。
ほかのデジタルビデオの画像と比較すると、確かにアラが見えるような気もしますが、普段使うときにはそう気にならないレベルなんじゃないかと思いました。
軽いし、持ち運びは非常に気軽。容量も30GBということで、最高画質でも7時間以上録画できます。
媒体を交換することはできませんが、USB2.0でPCに接続すれば動画を転送できるので、ライブラリー化はPCでやればよいわけです。HDDレコーダーに転送してもOKです。これでほぼ無尽蔵に使えます。
問題は電池。付属の電池だと30分しか撮影できない。まぁしかし、予備の電池1つあれば、とりあえずは持つかなぁと思います。
あとは若干使い勝手が悪いような気がしないでもないですが、それはまぁ仕方ないかなぁと。
値段も10万円程度まで落ちてきているようなので、これならということで購入してしまいました。
で、家で試してみたんですが、やっぱりHDDビデオは快適です。テープのことも考えなくていいので、バッテリーだけ持ち歩けばよいわけなんですよね。これは思った以上に快適かもしれません。
小寺氏のレポート(Electric Zooma! AVWatch)