小説
魔宮の攻防―グイン・サーガ(91) (Amazon) ええと。かなりダラダラっと読んでるんですが(汗)。アモンの寝てる間にクリスタルに突入するグイン。そしてレムスと対面。アモンと対峙。アモンの正体と『調整者』の秘密に迫る……という内容です。一応100巻で一区…
号泣する準備はできていた (Amazon) 直木賞受賞ということもあって、久々に江國作品を読んでみたんですが。根底に流れるテーマが同じ12編の短編を収めた短編集なんですが、それぞれが短すぎて、なんだか「映画ダイジェスト」でも観ているような印象でした。…
昔書いた短編ですが。ちょっと手を加えました。どこかの投稿サイトに投稿してもいいかな、と思ってたり。「作家でごはん!」というサイトに送ってしまいました(汗)。批判されるんだろうなぁとドキドキしてます、はい。 久しぶりの雨が庭土を打つ音がした。…
恐怖の霧―グイン・サーガ〈90〉 (Amazon) そういえば『蹴りたい背中』の前、いやさらに『あずまんが大王』の前(汗)、読んでたのに書いてませんでした。ええと。どんな話だっけ?(笑)確かケイロニア軍が霧に包まれる話だったかと。で、シルヴィアが出てき…
蹴りたい背中 (Amazon) ええと。芥川賞の記者会見を見て速攻で本屋に買いに行ったのは内緒です(笑)。でも実はあんまり期待してなくて、「どうせまた話題作りのための受賞やろ」程度で読み始めました。まさしく「ハッ。っていうこのスタンス」です。確かに…
立て続けに書いてしまいました。この後はしばらく時間置く予定です(汗)。 「ハルとラクダ」 index 「これ、ハルにそっくりやろ?」 アイビーエムがDVDの空ケースをカウンターまで持ってきた。『アメリ』だ。 主演のオードリー・タトゥが大きな目を見開いて…
夏の東京というのはどうもジメジメしていていけない。空気はねっとりと身体にまとわりつくようだし、地面は焼けてジリジリと音を立てている。裸足で歩こうものならアスファルトが溶けて足の裏にねばりついてしまうんじゃなだろうか。 そんなことを考えながら…
いきなりのことでぼくの頭の中は混乱していた。「ラクダ世界」?「あの……。すみません、いきなり」 彼女は申し訳なさそうに頭を下げた。「そんなわけないですよね。『ラクダ世界』なんて……」 そう言いながら、彼女は少しばかり残念そうな表情を浮かべた。細…
クロスファイア(上) クロスファイア(下) (Amazon) 鳩笛草から随分時間が経ってしまいましたが、ようやく読み終えました。『燔祭』も映画とは違うなぁと思いましたが、違うの雰囲気やディテイルで、基本的には同じ話だったんですよね。ところが、この『クロス…
夢魔の王子―グイン・サーガ〈89〉(Amazon) 友人にGBAを貸しているため、ようやく読むことができました。しかし、なんというか一時期の勢いがなくなったような感じです。ケイロニア軍の面子ってグイン以外つまんないし、レムス軍はアモンとレムス以外はつまん…
Subject: 監督なんてものは From: ラクダ いいかい。ハル、よく聞いてくれ。 映画にとっての監督というものは、砂漠にとってスフィンクスのようなものなんだ。わかるかい? 砂漠にはスフィンクスなんてあってもなくても構わない。スフィンクスがなくたって、…
ヤーンの時の時―グイン・サーガ〈87〉 (Amazon) ホームページのリニューアルのついでに、読書日記みたいなものも作ろうかどうしようか迷っています。以前からつけようつけようと思ってたんですけど……。読んでるときは覚えてるのに、読み終わると内容なんてほ…
海辺のカフカ〈上〉 海辺のカフカ〈下〉(Amazon) 「海辺のカフカ」を読み終わってもう一週間経つ。なんだかいろんなイメージがごっちゃになって頭の中でグルグル回っているような感じなのだ。物語としては簡単に言ってしまえば面白かったんだが。単純にエン…
海辺のカフカ〈上〉 海辺のカフカ〈下〉(Amazon) いやはや。読書の秋とはよく言ったものです。8月の終わり頃からBOOK OFFによく行くようになったのをきっかけに、いろいろと古い漫画を買って来ては読んでます。ドカベンやらキャプテンやら。最初は、待ち時間…
海辺のカフカ〈上〉 海辺のカフカ〈下〉(Amazon) 昨日、村上春樹の新作海辺のカフカを買ってきました。アメリカの同時多発テロのちょうど一年後にあわせたのかどうなのか、真相は例によってわかりませんが、なんとなく節目の感があります。村上春樹の長編と…
Subject: 月はどっちに出てた? From: ラクダ ハルへ。月はどっちに出てた?結局のところ、あて先なんてものが何のためにあるのか知ってる?黒ヤギさんのためなんだよ。ぶっちゃけた話。黒ヤギっていう奴はどうしようもないね。その点、ぼくはラクダなんだ。…
「イマドキ、わかりやすいテキストなんてミミズのエサの替わりにもなりやしない。わかりにくいテキストがフクロウの肩こりに効かないようにね」 講義の最後に捨てられたそのセリフを、頭の中で反芻してみる。 ミミズのエサですか。 フクロウの肩こりですか。…
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